いっ、いた!
「実花!いた!」
コソッと実花に
青色君がいたことを伝える。
「あ、やっぱりハル君だった?
佑真とは中学同じだったし仲良くて
いつも一緒にいるハル君が
青色マフラーつけてたから
もしかしてーっておもって
セッティングして貰ったの!」
実花とユウマ君が知り合いだったことも
ハル君を知っていたことにも
あたしのための合コンってことも
全部びっくりした。
「あ、ちなみに
ハル君フリーらしいよ。
佑真に聞いた。
あたしもハル君とちゃんと話したことないし
佑真の知り合いって程度だから
安心してね。」
そう教えてくれた実花の優しさに
すごく胸が熱くなる。
このチャンス
絶対無駄にしない・・・!

