three color



「先に四人こられてますよ。
案内いたします。」



あたしだけ静かに
他の三人は盛り上がりながら 
店員さんの後ろをついて行く。



「この部屋になります。」



「ありがとうございます!」




ガチャッ


「待たせてごめんね!」



影のように一番最後に中に入る。



「おー!実花!」


「佑真!」



・・・え?ユウマ君?


そこにいたのは
いつも朝に会っている
ユウマ君と名前の知らない男子2人




そして・・・




「ハル君・・・。」



青色マフラーは
室内だからつけてないけど
そこには紛れもないハル君がいました。