ガチャッ
「はい、ストップ。」
・・・え?
「ごめんね、マネージャー。
俺が友菜から離れたくねえの。
それに婚姻届今週出してくるし?
日曜日俺も休みだしな。
マネージャーにはお世話になってきたし
嫌いになりたくねえの。
もう友菜を、脅すのやめろよ。」
そう言って睨む広志と
どんどん顔が真っ青になってくマネージャー。
「・・・まさか聞いてた?」
聞いてないって言って下さい・・・
「撮影終わって見たら2人とも居ねえし
スタジオ出たら2人の声聞こえてーみたいな。
ほぼ最初から聞いてたかな。」
・・・ですよね。
恥ずかしいこと沢山言ってしまったような・・・。
「友菜の気持ち
ちゃんと二人っきりの時に
俺に言って欲しい。
今日もう終わりだから
一緒に帰ろ。」
・・・え?終わり?
「お弁当の意味は・・・。」
「食べたかったかなのと
一緒に帰りたかったから?
デートしようと思ってたし。
・・・あ。
やっぱり市役所行くぞ!」
「・・・は!?」
そんな急に・・・
「日曜日まで待てないんだもん!
日曜日は友菜のご両親に一緒に挨拶に行こう!」
いい案かのように
すごい笑顔を向けてくる広志。
・・・はあ。
「・・・わかったよ。」
広志のその笑顔にはかないません。
「てことで、帰るから。
マネージャーあとはよろしく。」
「・・・広志!!」
「また明日な。」
グイッ
広志に腕を引かれて
そのまま部屋をあとにする。
部屋を出る際に見た
マネージャーはすごく寂しそうだった。
でも、ごめんなさい。
広志だけはだめです。

