three color



そして春菜と
義理の母親と一緒に暮らすようになって半年。


俺の気持ちが親父にバレて
条件を出された。


「留学してこい。
最低二年間。
それでもお前たちが想い合っているのなら
・・・認めよう。」



嬉しかった。
春菜を自分のものにできるかもしれない
そんなチャンスができた。




・・・多分春菜も俺を思っていてくれる。
普段の春菜の様子と
留学の話をしたときの春菜の様子をみて
俺は確信した。



待っててくれ。
俺が春菜を一生かけて守るよ。