でも、自分が思ってたよりも
結翔との別れはすぐにきた。
「春菜、話がある。」
・・・え?なに?
「結翔どうしたの?」
「・・・俺、来週から
留学する。
二年間この家を出る。
ごめんな?
守ってやるって約束したのに。」
「嫌っ!嘘だよね?」
泣くな!泣くな!
・・・でも涙は我慢することができなくて
「結翔が傍に居なきゃ嫌だよ・・・。」
ポロッと自然にでた涙
その瞬間
グイッと
・・・結翔に抱き締められた。
「二年間だけ行ってくる。
家族だから切っても切れない仲なのは春菜もわかるよな?
でもな、俺は家族っていう関係が
今になって嫌で嫌で仕方ないんだ。
・・・だから親父と話し合った。
春菜のお母さんにも話した。
春菜、待ってて欲しい。
それまでこの気持ちは言えないけど・・・。
留学するのが親父が出した条件だから。」
コクっコクっと
何回も何回もうなずく。
期待していいんだよね?
待ってるよ。ずっと待ってる。
・・・それから一週間後
結翔は留学していった。

