three color



それはいつもみたいに
バイト終わりのことだった。


「さーてと、帰ろうかな。」


雨が止んでてよかった!




・・・その日は降ってた雨が止んでいて
傘も相変わらず持ってなかったので
すごく気分が良かった




「春菜。久し振りだな。」




でも、帰り道
出会ってしまったんだ。



「もう一度俺の彼女にならねえか?」



ニヤッて笑って
平気でそんなこと言う男


「ちっ、近づくな!!!」


怖い、怖い、怖い



トラウマが
あの時の記憶が
鮮明に思い出される



気づいたときには
体はもう動かなくて
地面に座り込んでいて
逃げたいのに逃げれない
そんな時だった



「はやく来いよ。
次は本当にお前を彼女にしてやるよ。
・・春菜、愛してるよ?」




・・・この男のなにがすきだったんだろう
なんで平気でそんなセリフがいとも簡単に
あなたの口から出てくるの?



グイッと腕を掴まれ
無理やり立たせようとするそいつ。





バキッ



「・・・ッ!!!」



次の瞬間には
頬を赤くし手を添えて
ある方向を睨んでいた



「次春菜に手を出してみろ。
俺がお前を潰す。」



そう言って睨み返す結翔。


「なんで・・・?
なんで結翔がいるの?」


「その話は後でな。
ほら、立てるか?」



そう言われ立ってみるものの
足はグラグラしうまくたてない





「春菜、乗れよ。」



そう言って結翔はおんぶをしてくれ
その場からやっと逃げ出すことができた。