three color


「お前随分とひねくれてるな。
こう言うときは遠慮なく優しさに甘えろよ。」



そう言って
優しく笑った結翔に本当は
少しだけ


ドキッ

としたことは秘密


「いいです。
さようなら。」


男なんて最低な生き物なんだ


そう言い聞かせ
ドキッとした気持ちを振り払い
走ってその場を後に・・・


「だから、傘。
そんなに俺嫌いなら
別にそれで良いから
傘だけでも、もってけよ。
お前に風邪引かせたら
俺が怒られる。」


・・・は?


「なに言って・・・」

「じゃあな。」


人の言葉に被せやがってあいつ・・・



傘を無理やり手に持たせ
そいつは去っていった。





・・・変なやつ。
しつこいしめんどくさかった。


それが結翔に抱いた最初の印象。




それから
結翔に会うのに時間はかからなかった