絵本の世界へ

「わぁぁ。綺麗、、、。」

大きなシャンデリアに広いお部屋。す、すごい。

「よし、じゃあシンデレラ。ここから先は私は行けないの。」

「ええええっ?何でですか？」

「ちょっと訳があるから、、、。よく聞いておいて。シンデレラ。
あなたが着ているドレスは、12時になると元に戻ってしまう。
だから12時までに家に戻って普通にしておいてね。お母様にバレてしまうから。」

「、、、、、ホントに最後までありがとうございます。あの、、、お名前を教えてください。」

「…………蜜柑って言うの。じゃあね！シンデレラ!!!!」

「えっ！あっ、、、。」

そう言って蜜柑は城を出た、、、。

「ふぅ、、、、。これで良かったんだよね、、、。」

蜜柑はその場に座り込んだ。

「なんか、ここ絵本の中みたいだなぁ、、、。
シンデレラに会えるし。なんか魔女だし、、、。」

そう思っていると、、、

ﾋﾟｶｧｧｧｧｧｧﾝ

「えっ！な、何この光!!!!ﾜｱｱｱｱｱｱッ!!!!!」

急に出てきた謎の白い光に蜜柑は目をつぶった、、、、。