絵本の世界へ

「ふぁぁぁっ!ちょっと寝過ぎたかな、、、、、ってあれ?」

起きると、そこにはさっきまでいた部屋はなく小さい森が広がっていた。

「ええええっ?ここ、どこっ!」

蜜柑はその場でぐるぐる回った。

「どーしよどーしよ。ホントにどーしよ。」

そう思ってこの場で考えていると、

「はぁっはあっっ!!!!!す、すみません!」

走ってきたのか息が荒く声をかけられた。こんななかに人なんているんだなぁと思い振り向くと

「えええええええっ!し、し、シンデレラ?!」

なんと、そこには先程読んでいたシンデレラが!!!!!

「えっ!私のお名前を知っているのですか?」

「知ってるもなにも普通全員知ってるでしょ?!」

「そそそそそうなのですか?!っっってこんなこと言ってる場合違うんです!」

「はい?どーかしたのですか?」

「すみません!3日だけ私の代わりをしてください!!!」

「えっ?えっ?どういうわけですか?」

「お願いします!大切なおじいさんが病に倒れてて、薬を渡したいんです。けど今お姉さんたちに追いかけられていて、、、。
お願いします!」

シンデレラは土下座をしてきた。

「えええええ?顔上げて!!!!!!!」

「あなたが良いと言うまであげませんっ!」

「ええええええええ!ってえええええあああーってもう!!!分かりましたから上げて下さい!」

「本当ですか?ありがとうございます!!!本当にありがとうございます!!!!」

「3日だけですからね!」

「はい!!!3日の内に戻って参ります!」

そう言って着ていた服を交換しシンデレラは走っていった。