《あたし》
すっかり遅くなった帰り道
家路に向かい急いで帰る
あっ今日は夜ご飯あたしが作らなきゃ
家に食材は置いてあるから急いで
帰り夜ご飯を作る
誰もいない家
昔はそれが悲しくて孤独を感じて
泣いていたけど今はこの空間が
心地よい。1人を好むようになった
学校にいても大人数は苦手で
人が集まると避けて1人でいたあたしは
友達が少ない
“クール 近寄りがたい 怖い”
そんな印象を与えるあたし
数少ない友達は大切にしている
小学生の頃は理由もないイジメにあい
中学生では小学生の頃の苦い経験で
周りに気を遣いすぎて疲れていた
高校生になり気を遣うのもくだらない
悪口だけの仲もくだらないと思い
くだらないと思う仲は切ってきた
本音を話せる友達もいなければ
そんな存在もいない
美沙は唯一あたしの中身を知っている
上辺じゃない存在
死ぬまで一緒にくだらない話で
笑いあってるんだろうなーと思う
家事が終わり部屋でぼけーと
そんなことを考えているとお母さんが
帰ってきた。かなり疲れてるみたい
また無口だ。そればかりじゃなく
八つ当たりの対象があたしであるため
あたしにぶつかってくる
(はぁ〜またか…)
と心の中で呟きご飯の準備をして
食卓に運ぶ。
お母さんと向かい合い
『いただきます』
と口を揃えてご飯を食べる
聞こえるのはテレビの音だけ
すると耐えきれなくなったのか
お母さんが会社への不満を吐き出した
あたしは大人しく聞くことにした
お母さんの話が終わりあたしも
今日あったことなどを話したいと
思い話すけど興味がないのか
『ふーん』ばかり。
お母さんは気づいてないと思う
そういう所であたしは話すのも
一緒にいるのも嫌だと思いが強くなり
何も話せずにただロボットみたいに
お母さんに気をつかうこと
暫くするとお姉ちゃんが帰ってきた
お母さんはお姉ちゃんにつっかかり
お姉ちゃんは無視
また始まった。もう聞きたくない
正直耳を塞いでしまいたい
お姉ちゃんが部屋に閉じこもると
お母さんの不満ワールド全開
1時間くらいお母さんの苛々を
取るように不愉快にさせないように
相槌をうち話を聞いた
あたしは疲れ切って話が終わり
寝てしまった
この日も涙が止まらなかった
すっかり遅くなった帰り道
家路に向かい急いで帰る
あっ今日は夜ご飯あたしが作らなきゃ
家に食材は置いてあるから急いで
帰り夜ご飯を作る
誰もいない家
昔はそれが悲しくて孤独を感じて
泣いていたけど今はこの空間が
心地よい。1人を好むようになった
学校にいても大人数は苦手で
人が集まると避けて1人でいたあたしは
友達が少ない
“クール 近寄りがたい 怖い”
そんな印象を与えるあたし
数少ない友達は大切にしている
小学生の頃は理由もないイジメにあい
中学生では小学生の頃の苦い経験で
周りに気を遣いすぎて疲れていた
高校生になり気を遣うのもくだらない
悪口だけの仲もくだらないと思い
くだらないと思う仲は切ってきた
本音を話せる友達もいなければ
そんな存在もいない
美沙は唯一あたしの中身を知っている
上辺じゃない存在
死ぬまで一緒にくだらない話で
笑いあってるんだろうなーと思う
家事が終わり部屋でぼけーと
そんなことを考えているとお母さんが
帰ってきた。かなり疲れてるみたい
また無口だ。そればかりじゃなく
八つ当たりの対象があたしであるため
あたしにぶつかってくる
(はぁ〜またか…)
と心の中で呟きご飯の準備をして
食卓に運ぶ。
お母さんと向かい合い
『いただきます』
と口を揃えてご飯を食べる
聞こえるのはテレビの音だけ
すると耐えきれなくなったのか
お母さんが会社への不満を吐き出した
あたしは大人しく聞くことにした
お母さんの話が終わりあたしも
今日あったことなどを話したいと
思い話すけど興味がないのか
『ふーん』ばかり。
お母さんは気づいてないと思う
そういう所であたしは話すのも
一緒にいるのも嫌だと思いが強くなり
何も話せずにただロボットみたいに
お母さんに気をつかうこと
暫くするとお姉ちゃんが帰ってきた
お母さんはお姉ちゃんにつっかかり
お姉ちゃんは無視
また始まった。もう聞きたくない
正直耳を塞いでしまいたい
お姉ちゃんが部屋に閉じこもると
お母さんの不満ワールド全開
1時間くらいお母さんの苛々を
取るように不愉快にさせないように
相槌をうち話を聞いた
あたしは疲れ切って話が終わり
寝てしまった
この日も涙が止まらなかった
