《出会い》
あたしの名前は友成優羅
高校生になって3回目の春を迎えた
あたしが通う学校は倍率がとても
高く校則もゆるくとても楽な学校
『商業高等学校』
今日は始業式
春休みは暇なもので朝夜真逆な生活を
送っていたあたしは寝坊をしかけたが
時間通りに学校に着けた!!

学校に着くと教室に向かい
新しいクラス観察
んーあんまり仲良い子いないや
だから廊下で美沙を待つことにした
暫くすると美沙が登校してきた

『美沙〜クラス分かれちゃったよ』

『え〜最後なのに?!最悪〜』

『最後くらい一緒にしてくれても
いいのにね、先生いじわるだ〜』

『それな笑』

くだらないといえばくだらない
会話をしていると担任の先生がきて
『ほら〜教室入って〜』
っと一声かければ皆が教室に入っていく
あたしも仕方なく教室に入る

入って間もなく担任の自己紹介
あたしのクラスはC5組
美沙はC7組だから一つまたいだクラス
C5組の担任は松先生
女の先生で何かと文句をいう担任には
苦手意識を持っていたがHRが
すぐに終わるという所には
好感を持っている

暫く話が続くと担任は
廊下に並ぶように促すと皆ザワザワと
教室から出て廊下に並び
体育館へと向かう

体育館へ入ると見慣れない先生達が
結構いた。そうあたしが通う学校は
生徒も多ければ先生も多い
噂で聞くところ70人以上はいるみたい
部が違うということでまだ知らない
先生もわんさかいる。
ま、興味ないけど。笑

体育館でクラスごとに列を作り
座って待ってること20分くらいで
生徒が揃った
校長先生の長いながーい話が始まる
あたしは大人しく寝ることにしよう
っと思った瞬間新任の先生の
自己紹介。あたしが並ぶ列から
ステージまでは距離があり
見えるわけないじゃない。
新任の先生の自己紹介が始まった
ここからじゃボヤけるけど
若い先生が数人立っているのが
わかった。んーやっぱり新任だろうが
興味ないや。
でもこの時から何かが変わっていたの
かもしれない