天使な君は儚すぎる夢を僕にくれた

僕のアパートに着き、鍵を開ける。思えばこの部屋に女性の来客なんてあっただろうか。


ない...。


と言ったら、間違いだけど母親ぐらいなもので。


「これが男の部屋なんだね~!初めてみた」


嘘つけ。馬鹿にしてんのか。


「飯食ったら帰れよ」


僕は靴を乱雑に脱いでる彼女をしたたかに見る。


「帰らないよ、住むんだもん」


真顔で言われた。誰だ、このばつゲーム考えたやつは。悪趣味だ、こんなの。