私達が教室に戻る途中にも
みんなの視線を感じる。


沢村君と付き合うって
凄い事なんだと改めて
思い知らされた。


そんな中を沢村君はいつもの
ようにズボンのポケットに手を
入れながら堂々と歩いて行く…。


これが…カモフラージュなくて
本当だったら…。


沢村君の後ろを歩きながら
何度も思う…。


今日もまた私の中の
好きがどんどん大きく
なっていった…。