あれから急いで教室に戻り
なんとか授業に間に合う。


なぜか…2人で戻った私達を見て
旬君が頬を赤らめてた。


なぜに…?


「旬達には俺から話すから。」
沢村君はさっき屋上で
そう言ってくれた…。


黙っていても沢村君が三上君に
言った事がみんなにバレるのは
時間の問題…。


2人にはその前に
話しておきたかった。


カモフラージュ…。


そうとわかっていても
幸せな気持ちになるのは
何故なんだろう…。


三上君が近付いて来た時…私は
心の中で何度も沢村君の名前を
呼んでいた…。


好き?


そうなのかな?


この気持ちは恋なのかな?