隼人のイタリア行きが決まった。


2学期を最後に隼人は
高校を辞める事になる。


出発の日は12月26日。


「去年のクリスマスは一緒に
過ごせなかったから…。
今年はちゃんとお前と過ごし
たいんだ。」


そう言ってくれた隼人。


あと3ヶ月…。


たくさんの思い出作ろうね。


「とうとう決めたか…。
寂しくなるけど頑張れよ。」


旬君が涙目になってる。


「あっ.そうだ今年のクリスマスは
みんなでパーティーしようぜ!!」


「無理…。俺は心と2人で
過ごしたいから…。」


「はあっ?お前は旅立つ前は
俺と一緒に居たいと思わな
いのかよ!!」


「思わねぇし…思った事もねぇ。」


「俺ってお前のなんな訳?」


「お前さ誤解されるような事
言ってんじゃねぇよ!!」


「だって…隼人君.冷たいんだもん
少しは優しくしてよね♪」


「ウゼェ…。」