あれから隼人に送って
もらって家の前。


帰る前いつも隼人は
私にキスをする。


いつものように私の首の
後ろに手をまわしてキス
…しようとした瞬間。


「心…?」


「お.お母さん!!」


家の中からお母さんが出て来た。


隼人も今まで見た事が
無い位に焦ってる。


「こ.こんばんは!!
あっ…いや…初めまして!!
沢村隼人って言います!!」


「本当かっこいいじゃない♪
心の言ってた通りね♪」


って言いながら私の背中を
バシバシ叩いてくる。


痛いんですけど…。


「あーっ!!じゃあ虫さされ
の相手って…やだぁ〜♪」


お母さんの顔が赤い。


「虫さされ?」


隼人は訳がわからず私を見る。


「な.なんでもない!!
隼人.今日はありがとう!!」


「え〜っ?帰っちゃうの!?
今日はカレーたくさん作った
から隼人君も食べて帰って♪
さぁ〜さぁ〜!!どうぞ!!」


お母さんが隼人を家の中に
連れて行ってしまった。


うっそー。


何なのこの展開!?