何回目かの再会

オレと彼女は、契約したのだ。

初めはただの気まぐれ。だけどオレは彼女といるうちにーーーー。



「あ、あのね、聞いて。レイディー。」


ーーー駄目だ。オレと君では、生きる世界が違う。

「お、驚くかもしれないけど。」

ーーーーやめてくれ。頼む。

「私ね、レイディーのことがーーー。」



「ーーーーやめろ!!!」


しまった、と彼女を見る。今にも泣き出しそうに、唇を噛んでいた。
「あ・・・ーーー。」
「ごめんなさい。」
彼女はオレが何かを言う前に、それを遮ってしまう。

違う、オレも。

オレも、君のことが。







ーーーーーーーーーー。


ーー契約違反です。速やかに記憶を消去します。


契約違反。それは、オレが君の側にいられなくなることを示す。