何回目かの再会

オレと彼女の出会いは、2万年前だった。まだ、人間が争い、奪い合うことしか出来なかったとき。彼女は、泣いていた。涙が枯れるんじゃないかと、錯覚するほどに。

ーーー惨めな少女だ。

オレはそう思った。死体の中で、ただ一人生きている少女。
家族、友人、知り合い。
突然訪れた孤独に、少女はきっと耐えられない。

少女は、何を感じているのだろう。

ふと、疑問に思った。だから、彼女に近づいた。

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

しばらく彼女を見つめていると、彼女がこちらを向いた。
虚ろな目。ああ、これはもう、駄目だな。