「嬉しい…あ、そうだ!アーティストの話だったよね!私もミスチルは結構好きだよ。」



春華は本当に嬉しそうだった。
僕もなんだか嬉しくなった。



兄貴の代用品?
それとも、兄貴からかっさらったのか…


僕の冷静な心の一部が疼く。




不安がない訳じゃない。
でも…





でも。







もう返してやらない。