「君、ひとり?」


ふっとお面が取られた。



え……



「うおっ、予想よりかっわいいー!」


「俺らと遊ぼうよ?」



目の前には金髪の柄悪そうな二人組。

「かわいいんだから、こんなのつけてたら勿体無いよー。」


狐のお面が宙を舞う。


ぃや……



裕くん…………