姫と不良と幼馴染みと

…街並みがだんだん見慣れないものに変わっていく。

いくら前に住んでいた街だからといって10年以上も前のことなんて覚えてるはずもなくて…。



「姫乃。着いたわよ」

いつの間にか寝てしまっているうちに着いたらしい。

目を開けるとそこには、とても懐かしい光景が広がっていた。

「わぁ。10年も経つと、家ってこんなに小さくなるものなんだね!!」

「クスクス…なにいってるの。姫乃が大きくなったんだから当然のことでしょ」

「冗談だってw 」

なんて会話をしながら私達は家の中に荷物を積み込んだ。