「お前んち、久しぶりに行きたいし。」 「…なんもお礼とかできないよ?」 「お前は馬鹿か」 「でたよ、そうやって。」 前言撤回。優しいとか無し。 「…今日お前んち行くから。」 「う、うん…?」 慧は自分の耳を触りながら なぜか早足で自分の席へ戻っていった。 何、照れてんの? 慧の小さい頃からの癖。 照れてる時や、恥ずかしい時、 慧はよく耳を触る。 「?変なの。」