今日は土曜日だ。
そして、俺にとって最悪な日。


わかのお母さん、妃奈乃さんとわかが来る日


なんでも飲み会するんだとか。


わかまで連れてくるなよなぁ…



コンコン


日向『はい?』


若『あ、私だけど。』


はぁぁぁ…来たのか。



日向『どーぞ。』




若『ひゅーくん。私に嘘ついてるでしょ。』



日向『なにが?』



若『幼なじみの目は騙せませんよっ
好きじゃないでしょう?私のこと。
なにか理由があったんでしょ?どうして告白したの?私怒らないから。ね?』



日向『ごめん。実は、……』


若『やっぱそっか。ははっ、。じゃあ私、偽彼女続けてあげるよ。もう、ひゅーくんに好きなんて気持ちないから!好都合でしょ?』



日向『…あぁ、 。でも、』




若『気にしないで?』




俺、わかにそう言われて、ちょっとショックだったんだ。もう好きって気持ちはないんだ。


なんでショックだったのかなんて、その時の俺にはわかるはずなかった。