困りながら一人オロオロしていると 「ちょっと‼︎そこのチャラ男チャラ子‼︎邪魔‼︎愛美は座席表が見たいの?だからそこ退けてくれない?」 突然、横からそんな声が聞こえ出した 新しい教室はシーンとした空気になった ビクビクしながらチラッと横を向くと そこには 髪はふわっとしたパーマがかかっていて 肌は透き通るような白さ 宝石みたいにキラキラした綺麗な目 抱きしめたら何だか折れちゃいそうな細さのお人形みたいな子が立っていた