「…やっぱり、」 私、嫌われてるのかな。 よく考えたら、行けたら行くって言ってたっけ。 バカだなぁ、私。 勝手に喜んで舞い上がって。 結局、私1人の空回りだったわけだ。 もうマナ君は来ない。 そう、わかっているのに。 何時間経っても、私はその場を動かなかった。 ちょっと、期待してたんだ。 マナ君は来てくれるって。