レイディーの言葉を聞いて、一言言うのなら、意味がわからない、だ。
「だーかーらー、君は、オレと契約してるの。オレと一緒に戦うの。」
･･･戦う？何それ美味しい？

わざとボケると、レイディーは困ったように眉を寄せた。すみませんねぇ、ものわかりが悪くて。
「いや、大丈夫。ちょっと、ショックだっただけだから。」
ショック？何故だろうと思い、顔をのぞきこむと、なるほど確かに顔色が悪い。･･････なにか、気にさわることをいってしまったのだろうか。

「あ･･････ううん、気にしないで。」
気にしないで、と言われれば気になるのが人間だろう。そういえば、私が忘れたとかなんとか言ってた気がする。
それに関係あるのだろうか。