雫「一度だけね」









一度だけって・・・










玲「一度、召喚しているってことか?」














雫「----そう、ね・・・」












藤堂は少し悲しそうな顔を見せた











ケ「・・・雫、今お主は何を考えている?」















雫「・・・・あなたなら、わかるんじゃないかしら?ミカエル・・・」















ケ「今我は、ミカエルではなくケルベロス・・・天使ではない」

















雫「・・・そうね。ケルベロス、あなたはもう戻っていいわ。ありがとう。」

















ケ「あぁ、わかった。それでは失礼する・・・。」

















そう言うと、ケルベロスは光に包まれ、戻って行った















北「・・・はぁ、なんかいろいろあって疲れたわ俺・・・」
















朱「先生、私もです・・・。」














潤「俺も・・・・・。」












双子と北見先生は疲れ切った顔をしていた