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お今回の任務の報告が終わった




智「ふぅ~、終わった終わった。」



雫「お疲れ様、智。」




智「それにしても、最近は魔物がよく出現するな……。嫌な予感しかしねぇぜ」





私はここ最近の任務には関わっていないけれど、隊員たちが忙しそうに屋敷内を駆け回っていたのをよく見かけていた





雫「何か起きないといいけど……。」




智「そうだな……。まぁ、とりあえずお前は学園の方に戻れ。後のことは俺がやっとくよ。」





雫「ありがと。助かるわ。」




智「おぉ。頑張れよー隊長さん。」




智はふざけたようにそう言うと、後ろ向きで手を振りながら去っていった





さて、私も量に戻らなきゃ皆が心配するわ……。






''ムーブ''



それから私は急いで寮に戻ったのだった



運命の歯車は回り始めていたとは知らずに……