「ねぇ彩あなた、ミュージカルって興味ない?健太君のお母さんに勧められたんだけどさ」

いつもと変わらない朝食のとき、お母さんに言われた。

「ミュージカルってなんの?」
「川西の金太郎よ。」
「はぁ何それダサい名前〜」
「そんなこと言わないの。で、やるの?やらないの?」
「う〜ん。やる!」
当時演技と言うものが好きだった私はミュージカルをやることにした。