「本音だったんだけど・・・。
俺と涼ね、幼なじみなんだ。
それで、興味が、沸いたんだ。
あの涼に抱っこしてもらう女の子にね」
え。
ええええええええええええええええ!
嘘でしょ?
知ってた?と言う意味を込めて紅髪を見ると
驚きを隠せないようだった。
目を丸くしたのは、あたしだけじゃなかったのかという。
妙な安心感があったせいか、
三人より、早く回復して質問した。
「それだけ、ですか?」
考えるより先に出たのだが、悠貴は驚いた顔をして、ふーんといった。
「意外やわ。なかなか、鋭いんやな。」
え?
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