【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~



「大丈夫。冗談だよー。乗り換えなんてしないよねー。」




いや そうだけど


美紀 追いかけて入ったんだけどな


まあいいか。





そう思ってると、なにやらブツブツいっていた美紀が


「よし!  2階へ  突撃しよー」



と、立ち上がった。



「ダメだよ。」


慌てて、止めるけど


「いいよ~、おいてくから。代わりに涼に伝えといたげる」


そういうと、さっさと階段を登っていく



と、とめて。


眼で一生懸命、階段の前の怖そうなひとをみる。








でも、美紀にお辞儀して

あっさりと通した。



顔パス!?




留めなきゃ



あたしも急いで


後を追った






「あの、上がっていいですか?」


階段前の怖そうなひとにきく。


普段のあたしなら

絶対話し掛けれない。






でも、不思議と

言えたのだった













勢いに、圧されてあっさり通れてしまった。


しっかり、門番(仮あだ名)さん


そんなことでは、いかんぞ。