「やる。 みんなに食えってゆっとけ。 おれは、2階いくわ。」 ん。 っと、渡されたので、反射的受けとる。 「一応、幸と直呼んどいて。」 それだけいうと、さっさと上がってしまった。 いつもは、ダメダメな、あたしだけど、 直さんと幸を呼べといったときの顔は、総長のものだと、 あたしは、見逃さなかった。