「イ、イッテキマス」 ついつい、片言になってしまった。 直さんは、口を手で押さえながら、ヒラヒラと手を振って 早く行け といってくる。 絶対笑ってるのでは? と、ジロッと疑いの目を向けてから、 小走りに、倉庫の外にでた。 「何してんだ」