【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~

ぼーっとしながら、歩いているとつぎの

チェックポイントの保健室についた。

これ以上、変なあたしを悟られないように

わざと元気よく、ドアをあける。

ヒヤッっ


と何かがあたしの

額にあたる。ここで、普通の子ならフラッと倒れてたかもしれない。

幸い?あたしは、そんな繊細さは持ち合わせてなかったけど。


でも、いきなりのことですこし

フリーズしてしまった。

そんなあたしの横で涼は

「こんにゃくなんて、

小学生かよ。」

と、くだらなさに あきれているよう。

無難に苦笑して、あたしは

写真に涼とこんにゃくと自分を

収めるのだった。