180センチを超える高身長。
パーマがかった黒髪で、目鼻がはっきりした端正な顔立ち。
男の俺がみてもかっこいいなと思えるイケメン。
そして生徒会のメンバーだけが着ることを許されるジャケットを身にまとっていた。
「ここまで言えば誰だかわかるか?」
朝の出来事を詳しく話した後に目の前にいる奏多に問いかける。
「あぁ、この学園でそいつを知らない人はいないだろうな」
勘のいい奏多は俺がすべてを話さなくても察してくれるから、実結と違って話が早い。
「横山先輩だろ?」
横山大河。
この学園を仕切る生徒会の会長。先生を含めたこの学園の関係者から絶大な支持を誇り、彼に任せておけば何も問題がないといわれている。
生徒会の役職は、会長がすべての決定権を持っていることから、選挙後はどんなメンバーになるのかと学園内がざわつくことになる。



