天使の名を持つ少女

チャキ…


「やめて!アール兄ちゃん!私この人について行くから!だからやめて!」


「ごめんな、ソラ。俺は…自分の命より、天使の方が大事なんだ…」


首筋に一角獣を当てた。


ドウンッ!


「…………」

「…………」

「…………かは…」





恐らく状況を理解できたのは撃たれたもののみ。