現れた転校生。




ーーー放課後


「はー。まじあのじじい話しなげえ」

机に顔をつける光輝

「ほーんと光輝って昔から変わらないよね」

「はっ!?なにがだよ!」

「え?そーやってだらけたり
顔を机にくっつけたり
中学の頃からそのまんま!」

「んだよそれ!ばかにしてんだろ!」

「なにいってるの?ばかでしょ。」

「はぁあああ?お前喧嘩売ったな」

「べーつーにー?」

「かわいくねえ。」


どーせ可愛くないですよーだ


「二人共ほーんと仲いいねっ♡」

遥が笑顔で言った

「はっ!?渡辺なにいってんだ!」

「え?だって二人見てると
なんか和むんだもーん。」

「それとこれと関係ねーだろ!」

「んふふ♡
あ、菜々ちゃん今から蒼汰くんの案内か!」

そうだった…

「あ、そーだね!蒼汰くんとこいってくる!」

「うん、わかった!」



「じゃー、光輝!遥!またあしたね!」

「うんまた明日♡」
「おーう!」


ーーーースタスタスタ



私は橘くんの元へ歩いた。



「橘くん!今日はお疲れ様!
学校案内するね?」

彼は私をじーっとみてくる。
私なんか顔についてるのかな…



「お疲れ様。お願いします。」

「はい!じゃー着いてきて!」

「わかった。」

そして私達は教室を後にした。