その時はまだいじめのターゲットはクラスの地味な一人の女の子に向いていた。
それに茉莉も一緒になってその子のいじわるを
莉菜と佳奈美と美加と香織と繭が
「「ねぇ。茉莉もそう思うよな??思わないわけないよな??」」といわれ
「う、うん。そうだね。」と言っていた。
そして「「うわ。キモッ指くわえとるし」」と、笑いものにしたりしていたのを同じ様に笑い自分に向かないようにしていたのだった。
周りからは“言い過ぎ”と言われていた。
知っている。分かっている。最低なのは知っている。もうこの時から抜けられない無限のループにゆっくりはまっていくのだった。この時ならばまだ引き返せていたのに…………