光の世界の住人


 「・・・本当に?」





 放課後が、楽しみでしょうがなくなった。


 繭と会話で盛り上がっていたところに、先生がやってきた。





 「おーい、HR始めるぞ、席につけ~」





 まるでドラマや漫画からそのまま抜き出してきたような台詞だ。


 繭は、自分の席に戻っていった。





 「今日の欠席者は―――、藤崎岳か」





 えっ、うそ?


 とっさに私は、自分の後ろの席を見た。