4月1日。




私は─····


「吉川 氷奈(よしかわ ひな)です。


これから精一杯頑張っていきたいと思うのでよろしくおねがいします。」


卓球部へと転部していた。


主にイジメなどが原因で、親友がいる卓球部へと飛び込んできたのだ。



胸の高鳴りが止まらない。



きっと今の私の顔は真っ赤だろう。



ああ…恥ずかしい…。。




この日、私が卓球部に来なければ。



私はあなたと出会うことはなかった。、



あなたに恋をすることはなかった。



あなたを愛することは─きっと、なかった。