「あ、春。」 「ん?」 「忙しそうだったから言えなくてね、」 「何を!?」 「誕生日、おめでとう。」 なんか、恥ずかしい。 春の顔が見れないよ。 数秒経って春を見た。 「え・・・?」 春の目は、涙目になっていた。 「どうして泣いてるの?」 「泣いてねーよ。 でも・・明は、明はなぁ、 俺の誕生日覚えてねーのかと 思っちゃったんだぁ・・・・。 俺って最低。」 そんなっ 言わなかった私が悪いのに。