「俺は観覧車が一番嫌いなんだよ。
こんな高けぇところをゆっくり・・
揺れるし。」
和は春の方をちらっと見て観覧車を揺らした。
「揺ーらーすーなー!!!」
「ははっ!
俺をあんな屋敷に入れた罰だ☆」
悪魔だ。
悪魔と言ってもいいよ、この人。
頂上付近で、春が静かになった。
「春~どうしたの?」
返事がない。
「春ちゃ~ん?
すねちゃった?
やりすぎたかな・・・
ごめん。俺が悪かった。」
反応がない。
「おい!俺が謝ってんだから・・」
和が春の腕をぐっと掴んだ。
すると、春の体が倒れた。
「お、おい・・・」
「春!!?」

