「このまま片思いのまま一生が終わるかと思った。」 え? てことは、春も今まで私を見てくれていたってこと? そう思うと、嬉しすぎて飛び跳ねたくなってきた。 「一生は大げさじゃない?」 「いや、一生だよ。」 そう言ってニカっと笑う春。 泣いたせいか、少し腫れてるまぶたと、鼻が赤くなってるけど、 私の大好きな笑顔をした。 外は寒いのに、暖かく感じる。 まるで、“太陽”だね。