「でもなぁ、俺にはここがあってる。」 切ない顔をする春。 そんな顔、似合わないよ? 「ここは皆同じ。 同情なんかされない。 それに、皆辛いことを乗り越えて 生きてるんだ。 強く、生きてるんだ。」 そう言う春の瞳は、真っ直ぐで。 春の強さを感じた。 そうだ。この瞳。 バスケをしてるときの瞳じゃない? そう思うと、さっきの言葉の重みを感じる。 真剣さが、伝わってくる。 「だからな、俺・・・。 笑わないで聞いてくれよ?」 「うん。」