パチパチ... 「あたしは、思ってることは その場で言う。」 確かに・・・。 「だから秘密なんてない。 以上。」 そう言って線香花火をぽいっとバケツの中に入れた。 「はぁ!? それだけっ!?」 「本当のことだし。 つか、線香花火なんて柄じゃない。」 瑞穂らしい。 でも、瑞穂も何かを隠している気がするんだよね。 「次、明!」 はぁ・・・ なんて言おうか・・・。 何も考えてなかった。