「そうよ?唯斗くんならいいモデルになれるわ!」


「俺なんか無理ですって!他当たってください…!」


俺にモデルなんてすごいことできるわけがない。


顔だってスタイルだって雪哉のほうがいいし…!


眼鏡かけたら影薄いし…!


「唯斗くんは身長もあるし、体も…引き締まってるわね。」


俺の体を少し触り言った。


身長あるかな…?


180cmないんすけど…。


体だって…雪哉に比べたらひょろいもんだ。


「唯斗くん、眼鏡かけたらモテないでしょ?」


「…まぁ…。」


俺のことを全てわかってるような口調。


強者だ…。


「眼鏡かけなかった時期とかは?」


「ここ最近はコンタクトにしてましたけど?」


「その時はモテた?モテなかった?」


モテたんだろうか…モテなかったんだろうか…。


あれは雪哉の影響もある気がするし…。