死神シシのお仕事事情~愛と命と死~

病室にはたくさんの器具がおいてあった。

…そして、肩で息をしている優と、ずっと手をつないでいる美奈がいた。


「優…。」

「…長…ちゃん…。」

「長荒くん、…傍に…きて…あげて…。」

優は、俺ら二人に看取られたいと、希望した。


…優を一生懸命記憶しなおす。