「…優ちゃん…。とりあえず廊下は冷たいから…部屋にきて。」

「…美奈。」



でも、わたしは忘れない。


その声も、笑顔も、ぬくもりも…




いつでも生かしておきたい。

「優ちゃん…。」      「美奈…。」


そこは…わたしと彼だけの空間…。