死神シシのお仕事事情~愛と命と死~



ピンポーン


インターホンを鳴らす。
…物音がした。

「…はい。」


ドアがひらく。

…目の前にはやっと気づけた大切な人がいた。

「…。」
しかし、彼女は、すぐにドアを閉めた。
隙間からまとめられた荷物があった。


私はドアごしではあるが話しかけた。