死神シシのお仕事事情~愛と命と死~

36日が…多く感じた。

こんなにも…36回も…彼女を傍におけたのに。


…もう…!!


「おちつけ!優!」

「…なんでアイドルなんて…。」

…長ちゃんは、ためらうような動作をした。

でも、次に目を合わせた。

そして、私の肩に力を込めた。

「…彼女に会いに行く約束をしたら…もう一度会ってくれたら…いうよ。」


私は頷いた。